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オストメイトに関連する記念日はどんなものがあるか

世界にはさまざまな記念日や〇〇日というものがあります。記念日と言われるとメディアの露出や認知度の向上にもなると感じたので、オストメイトに関連する日を調べてみました。

目次

ワールドオストミーデイ

ワールドオストミーデイは、当時の国際オストミー協会のゲルハルトエングレルト(Gerhard Englert)会長によって、つくられました。この日の目的は、オストメイトたちの状態に対する一般認識を高め、生活の質を向上させることです。1993年にワールドオストミーデイがはじめて開催され、その後は3年ごとに、10月の第1土曜日に開催され続けています(なぜか一回だけ、2002年の4年後の2006年に開催されています)。

各ワールドオストミーデイには、その年の新しいモットーがあります。

European Ostomy Association

より転載

ちなみに2021年のワールドオストミーデイのレポートを本メディアでも取り上げているので、気になったかたはぜひご覧ください。

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European Ostomy Association「World Ostomy Day」(アクセス:2022/1/20)

United Ostomy Associations of America「CELEBRATE WORLD OSTOMY DAY AT CONVATEC’S VIRTUAL PATIENT SUMMIT, FRIDAY, OCTOBER 1, 2021」(アクセス:2022/1/20)

世界トイレの日

World Toilet Organizationより転載

2011年にシンガポールで設立された世界トイレ機関が、衛生危機に世界的な注目を集めるための国際的な日「世界トイレの日」を11/19につくりました。2013年には国連から公認された日でもあります。

なぜつくられたか

海外において安全で衛生的なトイレを使えない人は、約20億人いるそうです。そのうちトイレが存在せず、屋外で排泄行為をしなければならない人は約7億人います。排泄環境が整備されていないために感染症や下痢、かぜなどの症状を引き起こし、1日に約800人が亡くなっています。この問題の認知度を上げ、解決するために「世界トイレの日」はつくられました

年々、各団体がインドなどの国にトイレをつくったり衛生環境を整えたりとしています。しかし、まだ屋外で排泄しなければならない人はいるため、SDGsの目標である6.2にも明記されており、すべての人が衛生環境にアクセスできることを目指しています。

World Toilet Organization「HOME」(アクセス:2022/1/20)

unisef「世界トイレの日プロジェクト」(アクセス:2022/1/20)

トイレの日(日本のみ)

一般社団法人 日本トイレ協会より転載

「世界トイレの日」とは別に日本独自に11月10日を「トイレの日」として定めています。この日は一般社団法人の日本トイレ協会が制定しました。

日本はなぜトイレがきれいなのか

日本のトイレは海外に比べて、よくきれいだと言われます。温水洗浄便座や音姫は日本にしかないトイレ機能であり、海外でも日本のトイレは注目されており、一部の海外メーカーはOEMを行なっているなど、日本のトイレが高品質なことがわかります(ちなみにOEMとは委託生産のようなもので、たとえば日本企業で製造したトイレを海外の地元企業のブランド名で販売することがこれに当たります)。
日本のトイレが開発される下地には、日本の歴史に根ざしていると思われます。

日本のトイレは、縄文時代の水辺や川などに排泄物を流し自然浄化させる「厠」からはじまりました。平安時代に入ると携帯式のトイレが生まれ、鎌倉時代では農作物の肥料として使うために汲み取り式トイレが普及します。中世ヨーロッパでは排泄物処理は野に放っていたことを考えると、日本は古くから排泄物と上手に付き合ってきたと言えるかもしれません。

江戸時代になるとより汲み取り式のトイレが普及し、以前まではほぼ捨てられていた排泄物が肥料として有料で取引されるようになります。このころには商品化する専門の業者もあらわれ、町は清潔に保たれる一因になったそうです。
そして戦後に下水道などの整備がされ、水洗トイレが一般に普及しはじめました。

これから海外からのトイレの技術を参考にして、現在に至る独自のトイレを開発していきました。

日本トイレ協会の発足

さまざまな人がトイレにについて議論する場「トイレットピアの会」を前身にして、翌年1985年に「日本トイレ協会」として発足します。トイレ協会は、トイレ文化の創出と快適なトイレ環境の創造、トイレに関する社会的課題の改善に寄与することを目的として設立されました。
そして1986年の1月に「第1回 全国トイレシンポジウム」を静岡県伊東市で行われます。11月10日を「いいトイレ」と読めることから「トイレの日」と制定しました。

世界トイレの日に先立ち、日本が自らトイレの日をつくっていることからわかるように、衛生環境が清潔に保たれる一因となっているかもしれません。

一般社団法人 日本トイレ協会「HOME」(アクセス:2022/1/20)

講談社「11月10日 今日はトイレの日、日本は「トイレ先進国」だった!」(アクセス:2022/1/20)

日本水道センター「トイレの知られざる歴史 海外と日本」(アクセス:2022/1/20)

NTTファシリティーズ「縄文からIoT時代へ、トイレ1万年の進化」(アクセス:2022/1/20)

トイレナビ「トイレの歴史」(アクセス:2022/1/20)

さいごに

オストメイトに関連する日やトイレの日をご紹介しました。筆者も記念日がつくられる背景や経緯を知ると、その分野に尽力されているかたが多くいることを知れ、いい学びになりました。今後も精進して参りたいと思います。

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

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