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空の旅で気を付けること

飛行機と他の交通機関は違う。ましてや海外に行くのは、言語の壁以上に無理だ。このように考えるかたも多いと思います。しかし、適切な準備と対策を知れば、国内外のどこへでも行けるようになります。本記事では国内と海外で、オストメイトが気を付ける点をピックアップしました。

目次

乗る前に確認すべきこと

搭乗前

通勤や通学の際と同様に、パウチの中身は少ないほうがいいでしょう。もちろん機内にトイレはありますが、上空であったり、慣れない環境であったりと処理がうまくできないかたもいます。搭乗前にパウチの中身を少なくしておくと安心だと思います。

荷物の検査

ストーマ用品としての「はさみ」は刃物にあたるため、機内への持ち込みができません。航空会社によって6㎝以下ならば持ち込み可能と書かれることもありますが、基本的に持ち込めないと考えたほうがいいでしょう。

事前に荷物として預け入れ等対策をしてください。また紛失や緊急時の対策として、パウチは預け入れ荷物と機内持ち込み手荷物の両方に入れておくことをおすすめします。

出典:ANA「機内持ち込みができないもの」(アクセス:2022/2/25)

出典:ANA「オストメイトのお客様」(アクセス:2022/2/25)

国内空港にあるオストメイト対応トイレ

国内の空港にはオストメイト対応トイレが増えてきたようです。東京都の羽田空港はもちろん、函館空港から那覇空港秋田空港山形空港などの多くの空港で備えられています。ただし空港の2階のみにあるなど限定された場所にあるので、事前に調べておくことをおすすめします。

機内で気をつけること

飛行中の注意点

飛行機の中では、地上と上空の気圧が変化することによりパウチが膨らむことがあります。ワンピースのパウチの場合はガス抜きが難しいこともありますので、フィルター付きパウチを選んでおくと安心です。

離着陸時や席を立てないとき

飛行機の離着陸時や気流の激しい状況などでは、トイレに行くことができないときもあります。定期的にパウチの中身を出来るだけ少なくしておきましょう。

尿路ストーマの対策

尿路ストーマのかたは、長時間尿の処理ができない場合もあります。その場合は、レッグバッグという足に着ける採尿袋を利用しましょう。

出典:ザイタック「ストーマをお持ちの方の外出・旅行の持ち物とポイント」(アクセス:2022/2/25)

オストメイトでも海外旅行にいける

国内の旅行でも大変だから海外旅行は行けないと考えているかたもいるのではないでしょうか。外国なので、言語の壁や文化の違いで慣れないことが多いのもたしかですが、だから行けないということではありません。国内を移動するときと同じように対策をし、現地のルールを理解すればできないこともありません

国によってはチップを払わないとトイレを使えなかったり、そもそも公共トイレが少ない国もあります。以前の記事で海外トイレの事情もご紹介していますので、気になったかたは一読してみてください。

国によって検査時間は違う

国内線は搭乗手続きや入国手続きに、そこまで多くの時間は要しません。しかし外国では、入国手続きが長時間かかる国もあります。筆者がロシア直下の国、ウズベキスタンに行ったときは入国審査に軍人がかかわっており、ものすごく時間がかかった記憶があります。すぐに空港のフロアに出られないケースもあるので、お気をつけください。

海外旅行時に用意するといいもの

国外では言葉の壁もあり、思うようにコミュニケーションが取れないことも想定されます。オストメイトであることを証明できれば、スムーズに対応してくれたりするようです。若い女性オストメイトの会「ブーケ」さんのブログの海外旅行の体験記事では、以下のふたつを持っていくことをおすすめしています。

  • 診断書(英文)
  • メンバーズカード(ブーケ入会者のみ)

医師からの診断書(英文)を持っていると、空港でのチェックインの際に座席をトイレの近くに優遇してくれるケースもあるそうです(航空会社によります)。メンバーズカードにはオストメイトの英文説明ページがあり、緊急時に見せたおかげでうまく説明できたこともあったそうです。

出典:ブーケ「体験談」(アクセス:2022/2/25)

さいごに

新型コロナウイルスの感染者数も減少してきており、これからは人の移動も増えることが見込まれ、旅行に行かれるかたも多くなると思います。旅行時の事前準備や対策の一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

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