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ストーマと共に生きながら声優の仕事をする

声優の真山亜子さんは、イレオストミーでありながらストーマと共生しながら仕事をこなしています。有名なものですと、「ワンピース」のココロ役、「忍たま乱太郎」の乱太郎の母役、「ちびまる子ちゃん」の杉山君役に出演し、海外ドラマや映画の吹き替えにも多数出演しています。
そんな真山さんが気になりましたので、本記事でレポートしたいと思います。

目次

役者になるために上京、そこから声優へ転身

岐阜県に生まれた真山さんは、役者になるために大学入学とともに上京します。卒業後は実家の事業を手伝う予定でしたが、父の反対を押し切って東京に残留。演劇の道を歩み始めます。
そして数年後、アルバイトをしていた飲食店でアニメーション制作会社の関係者に「声がおもしろいから」と声優を勧められます。当初は無理だと思っていたそうですが、とある病気のために手術をしたあとに声優になることを決意します。そこには術後に舞台俳優を続けられるのかという疑念と、プロがおもしろいと言うのだからやってみようという想いがあったそうです。

そこから声優に転身し、ちびまる子ちゃんの杉山君役をはじめとする多数の作品に出演しました。多忙な声優の仕事に加え、演劇の仕事も入りはじめたころにクローン病とベーチェット病を発病しました。その後、それらの疾患が原因でストーマ造設の手術をします。
当初はストーマを受け入れることが難しく、またいまほどストーマの医療技術が発達していなかった時代です。それを物語るのが手術を受けた病院にストーマ外来がないことです。また、ストーマケアも十分でなく、原疾患の合併症も対処が確立されておらず、眠れなかったり病状に苦しむ日々が続きました。

そんな日々が変わるきっかけが起こります。ETナース(現在のWOCナース)さんが定期的に来てくれるようになったことです。ここでより詳しいケアの方法を学びました。また、通っている病院にストーマ外来ができたり、原疾患の合併症が解明されたりなどストーマとの生活も慣れ、仕事に復帰できるようになったそうです。
そんな真山さんは、無くしたものを悲しむのではなく、いまに感謝しようと言います。

現在は声優の仕事と並行してオストメイトの普及活動、認知度の向上にも積極的な真山さん。ブーケの会員でもあります。「あッこりゃまた一座」で紙芝居「泣き笑いストーマちゃん物語」で自身の体験談をもとに語りをしたり、講演を行っています。

閑話休題

真山さんはアメリカのオストミー協会の全国大会で講演された、南極を含む世界7大陸最高峰登頂を成し遂げた
オストメイトのロブ・ヒルさんにお会いしたことがあるそうです。オストメイトでありながらエベレストへの登頂を成し遂げられるのだと、大変勉強になりました。

出典:
がんサポート「がんでストーマになった方たちへ」(アクセス:2022/4/2)
CLUB S WEB mgazine「ベテラン声優のこれまでとこれから」(アクセス:2022/4/2)
真山亜子「ストーマちゃんのつぶやき」(アクセス:2022/4/2)
20/40 フォーカスグループ「アメリカオストミー協会全国大会ってこんな感じ!」(アクセス:2022/4/2)

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

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