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オストメイトが着物を着るとどうなる?

オストメイトはパウチのため締め付けられる服など、着る服に制限が出てしまうのは否めません。とくにお腹周りがきつい着物は最たる例です。
しかし、着物を着ることは可能です。また健康増進にも良いそうです。

目次

少しの工夫と手間で着物は着ることができる

着物の着付けで最大の難所はパウチをどうするかです。
パウチ交換時以外はストーマが直接衣服に触れる機会は少なく、ストーマそのものに高さがあるオストメイトもおられますが、パウチを付けているコトでその嵩張り感や漏れや膨らみの対処に神経を払うからです。


この解決策としてふたつあります。
ひとつは帯の位置の調整です。着付けをする(してもらう)ときに、帯がパウチにかからない高い位置にしたり、負担のかからない緩さにしたりすることです。また、パウチの周りにタオルを丸く置くのもよいそうです。また、オストメイト用の下着を上手に使ったりすることも考えられそうです。
もうひとつは着物をつくってもらうことです。パウチが挟まらない位置に帯を配置したり、スペースを十分に空けて注文することです。

出典:

日本オストミー協会「日常生活のポイント」(アクセス:2022/6/15)

株式会社ザイタック「Vol.22 ストーマをお持ちの女性のおしゃれへの工夫について」(アクセス:2022/6/15)

実際に着物を着た人の話

実際にオストメイトで着物を着た人をふたりご紹介します。


ひとり目はアコさんという方です。持病のクローン病がもとでストーマを造設されました。伝統的な着物は、お腹周りを締め付けるものだったようですが、帯回りに十分なスペースがある着物をつくってもううことにより解決したそうです。そのため快適に着物を着て生活できるようになりました。

もうひとりは中島小百合さんです。中島さんのお母様が着物を処分するという話をきっかけに、着物を着ようと決意したそうです。そして着付け教室の先生により紐や帯からパウチを守る道具が完成し、着物を着付けてもらうことができました。
気になるのは着物を着てパウチの処理ができるかどうかです。その問題は帯から下の部分を胸の前で包み込み縛ることによって解決しました。もちろん両手が使える状態で、パウチを外した状態でもストーマに着物がかからなかったそうです。

出典:

dansac「ストーマ保有者の方々の体験談」(アクセス:2022/6/15)

こまば音庵「人工肛門で和装してみた【後編】〜開発会議と実験の数々(笑)〜」(アクセス:2022/6/15)

おしゃれもできて健康にもいいらしい

和装は伝統的な日本の服装であるため、とてもおしゃれに見えます。また着物はおしゃれ以外に健康へのメリットもあります。


ひとつは、化学繊維などによる肌トラブルが少なくなることです。着物は絹が使われていたり、植物から抽出した染料を使っていたりと自然に近いものが使わています。
もうひとつは、姿勢が良くなり筋肉が付くことです。着物を着ることで背骨や骨盤が立てられたり、姿勢を正すことにより筋肉が鍛えられます。

このように着物は人をきれいに見せるだけでなく、健康増進にも良さそうです。

出典:

日刊ゲンダイヘルスケア「着物を着る40~60代は痩せている 帯が姿勢を正してくれる」(アクセス:2022/6/15)

きもの健康学「はじめに」(アクセス:2022/6/15)

きもの物語「きもの(着物)のよさ・キレイなだけでない健康面を考えてみました」(アクセス:2022/6/15)

おわりに

着付けを教わったり、服を注文するなど手間がかかるのは事実ですが、オストメイトは着物を着ることができます。まずは着物体験からしてみてはいかがでしょうか。
また和装に興味が出た方は、中島小百合さんが運営するこまば音庵のHPのお問合せフォームからご連絡すると、ご一緒に通えるかもしれません。

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

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