近年、地震や豪雨などの自然災害が毎年のように発生しております。
こういった大規模災害の発生時に、停電や断水などでトイレが使えなくなり、日常生活に大きな支障をきたします。
この問題に対処するため、移動可能なトイレが開発されています。
目次
災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」
こちらのプロジェクトは、一般社団法人「助けあいジャパン」が推進しております。本プロジェクトでは、全国の自治体が1台ずつ移動式トイレを持ち、災害で大きな被害が出た際にはお互いに派遣して支援し合うことを目指しているとのことです。現在、全国22自治体が導入し、今年1月に発生した能登半島地震でも活躍しているとのことです。また、災害時だけでなく、人が集まるイベントでも活躍できるとのことです。
群馬県みどり市 ふるさと納税型クラウドファンディング
現在、みどり市にて、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施し、災害用トイレトラックを導入するとのことです。
こちらのトラックの最後部は、オストメイト対応設備を備えた多機能トイレ室になるとのことです。
実施期間:令和6年10月18日(金曜)~11月30日(土曜)
まとめ
他にも導入を検討している自治体があるとのことで、今後さらに広がっていくと予想されます。いつ発生するかわからない大規模災害の備えとして、重要な取組みと考えます。