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『腸よ鼻よ2巻』発覚直後、仕事と病気の付き合い方

今回ご紹介する書籍は難病とオストメイトの生活を描く「腸よ鼻よ」の2巻です。著者は潰瘍性大腸炎を原疾患にオストメイトになった島袋全優さんです。闘病コミックエッセイですが、ギャグシーンが多いので暗くならずに読めると思います。

目次

本書の書評

潰瘍性大腸炎が発覚して描かれた1巻を受け、2巻では病気とうまく付き合っていこうと試行錯誤する日常生活が展開されます。対処ができていないときは問題が発生し、入院したりなんらかの症状が出たりしました。

発症直後の生活を描いているので、アクシデントが多いです。ステロイド薬の副作用で太ったり、免疫機能が弱くなり肌荒れや皮膚が切れたり、だるさ感じたりや過食したりします。また、漫画の授賞式に東京へ行くのですが、帰郷後に東京で感染したことにより偽膜性大腸炎が引き起こされます。驚いたことに、駅のトイレの便座を1回使っただけで感染したそうです。そのため、年明け早々に緊急入院してしまいます。
トラブルばかりでなく、担当医が著者の病状回復のためにL-CAP(血液浄化法)という新しい治療法を探し出して実行します。それにより体調が良くなりました。

本書の見所は、漫画の賞を受賞した後に連載会議を通過し漫画家デビューをするのですが、それと並行して病気と付き合いながらの日常生活が描かれるところです。また、重労働すると体に影響することがわかる回でもありました。ドクターSの献身的な治療と研修医山田のキャラクターにも注目してみてください。

発症後の治療や入退院や、感染によって緊急入院するなど、原因と結果が一連の流れで展開されます。新たに病気が発症した方、うまく病気と付き合えていないと思う方には、何かしら気づき又はきっかけになるのではないでしょうか。漫画家という仕事をしながら病気と付き合っていく姿は貴重な事例ですので、ぜひ一読をおすすめします。

本書のもくじ


  • 12指腸 指先で送る君へのメッセージ
  • 13指腸 胸と顔がふくらむの…
  • 14指腸 凍え狂うと書いてとうきょう
  • 15指腸 方言を話す女子は流行らない
  • 16指腸 再びこの場所へ
  • 17指腸 20歳なんてただの納税義務だし
  • 18指腸 また逢う日まで…
  • 19指腸 血は清く…
  • 20指腸 心が大きく血管狭く
  • 21指腸 はじまりは農道で… 
  • 22指腸 震える指と筋組織
  • 23指腸 愛をとりもどして
  • 書き下ろし漫画 点滴と私

書籍情報(本書記載内容より)

  • 発売日:2019/11/29
  • 著者: 島袋全優
  • 発行所:KADOKAWA

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

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