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フリーアナの中井美穂さんも一時的なオストメイトだった!?

オストメイトは日本に約20万人いると言われています。造設したストーマを、後に閉鎖する一時的なオストメイトもたくさんいらっしゃるようです。フリーアナウンサーの中井美穂さんも一時的なオストメイトだったのでご紹介します。

目次

発覚から現在の活動まで

中井さんはどんな人か

中井美穂さんは大学を卒業後、フジテレビに入社しアナウンサーとして勤務していました。アナウンサーでありながらドラマ出演し、レギュラー枠のキャラクターを演じます。重要な役をアナウンサーがこなすのは当時は珍しかったそうです。その後、バラエティ番組への出演や、スポーツキャスターやコメンテーターとして活躍されます。アナウンサーの芸能人化としてのはじめての例としても挙げられました。

元野球選手の古田敦也氏と結婚し、フリーアナウンサーに転身します。多数のメディアに出演して現在まで活躍しています。

腹膜炎で一時的なオストメイトに

2002年に子宮筋腫の手術、そして2003年にストーマ造設の原因となる腹膜炎を発症します。当時38歳でした。1年の間、一時的なオストメイトとして生活し、手術後オストメイトであることは公表せず、仕事に復帰されました。ストーマケアには大変苦労したらしく、事務所の方や仕事をサポートする人には状況を説明し、助けてもらいながらお仕事をしていたそうです。

オストメイトだったことを告白、精力的な啓蒙活動へ

オストメイトだったことを告白したのは、2016年放送のTV番組「徹子の部屋」に出演したときでした。そこから中井さんは積極的に大腸がんやオストメイトの啓蒙活動をしていきます。

主な活動はNPO法人「キャンサーネットジャパン」を通じて行なっています。ブルーリボンキャンペーンのイベントで司会をしたり、メディアの取材を受けたりしています。
オストメイト関連ですと、2018年度開催のワールドオストミーデイや、日本オストミー協会主催の埼玉全国大会で対談に参加しています。ワールドオストミーデイには声優の真山亜子さんも参加していました。真山さんについてはこちらの記事もご参照ください。

出典:
ディアケア「オストメイトへの理解を広めることを目的に、小冊子「オストメイトってなに?」制作」(アクセス:2022/11/15)
スポニチ「中井美穂、1年間の人工肛門装着を初告白 仕事も続行「なかなかない経験」」(アクセス:2022/11/15)
認定NPO法人 キャンサーネットジャパン「ブルーリボンキャラバン~もっと知ってほしい大腸がんのこと2016 in 浜松 松田病院 30周年記念 市民公開講座~」(アクセス:2022/11/15)

さいごに

著名人による啓蒙活動にはとても影響力があると感じました。中井さんをはじめとして、さまざまな活動をしている方に感謝するばかりです。

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