オストメイト関連書籍をご紹介します。
今回ご紹介する書籍は、『がん研有明病院の大腸がん治療に向き合う食事』です。
著者情報 (本書記載内容より)
- 【監修】比企 直樹(ひき なおき):がん研有明病院消化器外科胃担当部長/栄養管理部部長
- 【食事指導】高木 久美(たかぎ くみ):栄養管理部 管理栄養士
- 【医療解説】小西 毅(こにし つよし):消化器外科下部消化管担当副医長
- 【ストーマケア指導】松浦 信子(まつうら のぶこ):看護部WOC支援室 看護師長
- 【栄養指導】中濱 孝志(なかはま たかし):栄養管理部副部長/NCT専門療法士/がん病態栄養専門管理栄養士
がん研有明病院(公益財団法人がん研究会有明病院)とは (本書記載内容より)
1934年、日本で最初にできたがん専門病院。当初29床で発足し、現在は700床と規模を広げ、患者さん1人のために最高の診療を行っている。診療部門の1つ、栄養管理部は、病棟に相談できる栄養管理士を配置し、入院患者さんの食や栄養のサポートを行っている。
本書の概要
大腸がんの治療では、下痢や頻便、おなかのはり、便秘などの症状と上手く付き合う食事が必要になる。さらに、人工肛門(ストーマ)を装着している方々の場合、ストーマの管理に配慮した食事も必要となる。そこで、本書では、現代のがん治療に伴い、QOL(生活の質)の高い人生を歩むための食事療法を中心に、イラストや写真でわかりやすく解説。たくさんの美味しそうなレシピとともに、大腸がんと仲良く暮らすためのヒントが詰まった1冊。(参考:本書「はじめに」)
本書のもくじ (本書「もくじ」より抜粋)
- 手術前から退院直後の食事
入院前の食事アドバイス
手術後の食事アドバイス(ほか) - 日常生活に戻ってからの食事
日常生活に戻ってからの食事アドバイス
仕事で忙しくなってきたときの食事アドバイス(ほか) - ストーマをつけた場合の食生活
ストーマをつけた場合の食事アドバイス
ストーマをつけた場合の生活アドバイス(ほか) - 術後の気になる症状の克服レシピ
下痢・頻便、おなかのはり、便秘…(ほか) - 大腸がんの治療最新情報
大腸がんの種類と病期分類
大腸がんのステージと治療方法(ほか)
書籍情報 (本書記載内容より)
- 発行:2015年3月23日 初版第1刷
- 著者:比企直樹、高木久美、小西毅、松浦信子、中濱孝志
- 発行所:女子栄養大学出版部
- 印刷・製本所:大日本印刷株式会社