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災害時に備えてオストメイトが準備するもの

近年、地震や大雨などによる災害によって、各地で被害が出ています。災害が起こった場合、生活に必要なインフラ機能が低下し、日所生活に支障をきたす可能性が大きいです。とくに、排泄をストーマ装具によって行うオストメイトは、より災害対策をしなければなりません。

目次

災害が起こったとき、想定される問題

災害が起こった場合、一番気になるのは装具を提供してくれるのかだと思います。もちろん救援物資として、装具も届けられますが、水や食料と違い流通するのに時間がかかり、遅くなる場合、約10~14日ほどかかる可能性があります。

また、装具が救援物資として届けられたとしても、普段から使っている装具ではない可能性が高いです。この状況を踏まえ、日本創傷・オストミー・失禁管理学会では、災害時に備えて、最低でも約10日分の装具や関連品を準備することを推奨しています。

そのため、個人でできる準備をするのが望ましいですが、オストミー協会の調査によると、装具を災害用として非常持ち出しの準備をしているオストメイトは、約6割ほどです。また、装具などの分散保管をしている人は、4割ほどです。装具が短期間で届けられないことも想定し、最低限準備をしましょう。

日本創傷・オストミー・失禁管理学会「皮膚・排泄ケア領域における災害対応ガイドブック」(アクセス:2021/9/14)

公益社団法人 日本オストミー協会「人工肛門・膀胱造設者の生活と福祉」P5(アクセス:2021/9/14)

日経新聞「オストメイト、災害時の備えを 自宅以外でも装具保管」(アクセス:2021/9/14) 

これだけは準備してほしいもの

災害時に装具などが少なくなると、不安になる方も多いと思います。また、いつも使っている装具でないため、身体の調子が崩れることも考えられます。そのことを防ぐために、以下の最低限用意しておくものを押さえましょう。

1.ストーマ装具(最低でも10日分あるのが望ましい)

2.水がなくてもつかえるストーマ関連品

3.その他、日常で使わなくてはならないもの

4.自身のストーマ情報が記載されたもの(紙、もしくは電子情報)

日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会「災害対策リーフレット」(アクセス:2021/9/14)

NPO法人エムアクト「オストメイトなび」ストーマカード(アクセス:2021/9/14)

普段から準備しておくべきこと

災害はいつくるか予想ができません。なので、少しの外出でも装具や関連品を持ち歩くようにしましょう。また被災した場合、利用できる施設の把握をしておくと安心です。ストーマ装具店、自治体の支援機関や制度は自治体によって違うため、押さえておきましょう。

とくに分散保管に関しては、保管できるかは自治体によって異なるので確認が必要です。

寺田倉庫「minikura Web」より転載

民間サービスで月に300円ほどで利用できたりするので、保管できなかった場合はご自身で探す必要があります。

寺田倉庫「minikura Web」(アクセス:2021/9/14)

まとめ

災害時に想定される問題と、そのための対策を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

自然災害は突然やってくるので、想定できないことが多いです。いざというときのために、いまのうちから対策を立てておきましょう。

 

 

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 用品協会の災害救助法適用地域にお住まいのオストメイトへの1ケ月間の無償給付は、販売店経由で申し出のあった方に行われます。この制度は申し出のあった方が日常使用している装具が給付されます。
    在庫を持たない販売店からすると、たまたまあったサンプルであればすぐ対応可能ですが、それでも被災地まで誰が届けることができるのかといった課題が取り残されています。
    ご指摘のように、物流困難な時期が相当続くため、公共施設への預入制度が代替え的に必要だと思います。
    9月11日に行った愛知県支部のZoom社適に参加された他支部の支部長さん達から利用状況が今ひとつというお話を戴いたので調査してみました。
    1 政令指定都市30の装具預け制度の導入状況
    1-1 導入済み: 札幌市、横浜市
    1-2 利用者がいないので実質的に廃止:仙台市
    1-3 前向きに検討中: 川崎市、堺市
    1-4 未導入: 22
    1-5 未回答: 3
    2 愛知県豊橋市の装具預け制度の利用状況
    障害者手帳保有者数:616名、預け申請者数:30名
    豊橋市の場合、既往の津波災害では、東海道線(豊橋駅の南北の地区)沿線まで津波が到達しているのですが・・ より一層の啓蒙啓発活動が必要だと考えています。

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