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全摘・術後・パウチ交換。ラーメンを何年ぶりかに食べる『腸よ鼻よ5巻』

今回ご紹介する書籍は難病とオストメイトの生活を描く「腸よ鼻よ」の5巻です。著者は潰瘍性大腸炎を原疾患としてオストメイトになった島袋全優さんです。闘病コミックエッセイですが、ギャグシーンが多いので暗くならずに読めると思います。

目次

本書の書評

4巻では大腸の全摘出の手術を決意し、巻末では手術室に入室する直前で終わっていました。
5巻は冒頭から手術直後に苦しみで目が覚めるところからスタートします。ストーマ造設の手術のためか、予定の倍の時間が掛かったようです。術後は体力が低下したり、あまり話すことができなかったりする様子が描かれています。数メートル歩くのも苦労したり、パウチが外れたりとオストメイトの方は経験があるかもしれません。
ある程度時間が経つと、体力が回復して話せるようにもなります。著者のすごいところは、摘出した大腸の写真を医師からもらっていることです。

オストメイトの誰もが経験する、パウチ交換の指導がはじまります(作中では通称「パウチ・ゲーム」と呼ばれているクイズと実践形式)。パウチの種類や皮膚保護剤の説明、パウチ交換の実践をしていきます。腸液のせいでやり直すパウチ交換は、改めて大変だと思いました。
その後、パウチやストーマ用品にかかるお金の話に。5巻で著者は一時ストーマのため、給付の助成を受けることができませんでした。しかしWOCナースの計らいにより、サンプル品で金額が安くなってました。他にお風呂の入り方や患者会、オストメイト対応トイレの話が出てきて、オストメイトの生活の話が展開されます。

著者の個人的な話では、担当編集からデビュー作のマンガの2巻目の単行本化が決まったことを告げられます。また、2巻で登場し他の病院に移った(?)研修医の山田さんが内科医になって登場します。巻末では大腸を全摘出したため、ラーメンが食べられるようになったシーンも。
5巻は術後からパウチ交換、オストメイトの生活を学ぶなど、今後の生活のことを学ぶ場面でした。ストーマ造設前の方には、その後の生活などイメージできると思うのでおすすめです。

ちなみに筆者は4巻と5巻の作中のオマージュで、ONE PI◯CEのシャン○スが帽子を渡すっぽいものや、GAN○Zの黒い球っぽいもの、カ○ジの画風が気になっています。

本書のもくじ

  • 49指腸 GE・KI・TSU…☆
  • 50指腸 虚無虚無の虚無
  • 51指腸 病棟の子〜今から戻るよ
  • 52指腸 離れた瞬間愛しくなる
  • 53指腸 侮るな!パウチ交換
  • 54指腸 パウチエスポワール
  • 55指腸 会計とトイレは別がいい
  • 56指腸 もっと優しくしてあげて
  • 57指腸 黒い球とツーブロック
  • 58指腸 根本は一緒かい
  • 59指腸 言われて気づくそんなヤツ
  • 60指腸 萩の名物
  • 書き下ろし漫画01 手伝い 兼 お見舞い
  • 書き下ろし漫画02 エレベーターにて
  • 書き下ろし漫画03 マタヨシさんとお出かけ 

書籍情報(本書記載内容より)

  • 発売日:2021/09/09
  • 著者: 島袋全優
  • 発行所:KADOKAWA

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この記事を書いた人

ライター//元広告の営業職/NPOの発足から携わって8年目。みなさまの意見が日々の糧になります。

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